新NISAが始まるということもあり、投資ブームがまた到来しています。
また小学校でも投資信託を学ぶという
国民総貯蓄の吐き出しの時期です。
今年の新円切り替えのタイミングもあり、ますます加熱していくでしょう。
しかし、たんまり溜め込んでも急に亡くなることがあります。
以前であれば生命保険に入るなどお金の心配はありました。
国民皆保険のある日本ではあまり医療制度に疑問を持つ必要はないのですが、
アメリカでは、民間の保険での病院での処置になるので、保険で補える部分と補えない自費の差が激しいのです。
その際、金融リテラシーが高い人は保険に入るのではなく、自分で運用した方がいいと考える人もいます。
現在の日本ではそこになるほどの金融リテラシーがある人はどれぐらいいるのでしょうか?
いまだに旧世代の預金神話のように
資産が多ければ多いほどいいという方向に向かっていると思います。
自分自身の家系で昔から相続の話を聞く機会が多かったのですが、たんまり溜め込んで亡くなる方が多いと感じています。
資産運用でお金を増やしても使わなければ意味がない。
ファイナンスのゴールは、収入と支出のバランスをとることを教えます。
不安だからと言って溜め込んでも不安は解消されません。
不安を解消するためには、それを解決する。
またゴールのある生活を送ることです。
生き金を使うことが求められるようになる日本だなと今日この頃思っています。
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